ハレホレ四賀【松本・四賀地区ご案内ガイド】

むらの日々

お焼きはお好き?

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これはなんでしょう??

はい、灰です(笑)

散らばっているオレンジ色に光っているのはまだ燃えている部分です。

真ん中あたりのゴロンと大きいのは???

 

 

生地を薄くして皮が破けてしまったのは、薪ストーブの灰受け皿の中。

こんがりと焼けました。

 

 

正体は、灰焼きお焼きです!

毎朝、薪ストーブの灰を掃除するのでいつかやりたいと思っていました。

去年漬けた野沢菜はたくさんあるし、とりあえず地粉をこねて生地を作って・・・

初めて自分で作ってみたのが灰焼きお焼き!

灰を払って二つに割って、熱々にかぶりつきました。

美味しい〜〜〜!!!

 

灰に埋まって焼き上がるおかげで、外はこんがりバリッと香ばしく中はしっとりもっちり。

灰は、払ったくらいで味には全く影響しませんでした。

むしろミネラル補給にちょうどいいのかも???(^^;)

 

手始めの試作とは言えたくさん出来てお焼きでお腹いっぱい。

ごちそうさまでした!!

 

 


 

〜〜〜〜〜《 お焼きの作り方 》〜〜〜〜〜〜

 

ご近所の先輩主婦の皆様と話してみたら、各人それぞれ作り方は色々でした。

重曹やベーキングパウダーを入れるとふかふか。

粉を水だけでこねると外パリパリ中しっとり。

 

中の具もお好みの味付け、少し砂糖を入れて醤油味噌などお好みで炒めて。

野沢菜はもちろん、ナスや白菜など季節の野菜や油揚げ、きのこ、なんでもありです。

ざるに上げて汁気を切っておかないと包む時に苦労します。

 

生地は地粉(中力粉)を水でこねます。

重曹やベーキングパウダーはお好みで少し入れてもいいです。

フライパンやトースター、オーブン、蒸し器などで作る時は皮は薄めでも大丈夫です。

もし灰焼きにするなら、厚めにしないと加熱する時に蒸気で破けて苦労します。

破けて失敗しても、それはそれでまた美味しいです。(灰たっぷりはちょっと・・・)

 

手に粉をつけて生地を手で伸ばし、真ん中に具を乗せて周りを引っ張って寄せてねじって止めます。

止めた部分を下にしてフライパンで軽く焼きます。

 

ここからは好みで、両面こんがり焼いたり、蒸したり、お好みの方法で加熱します。

中の具は火が通っているので皮をどう加熱するかです。

 

 

信州のソウルフード、お焼き。

例えて言うならば「おにぎり」みたいに、それぞれ好みの大きさ、具で作るお手軽な軽食です。

お土産で食べるのも美味しいけれど、ぜひ作ってみてくださいね〜!

 

この記事を書いた人

塩田朱美
塩田朱美
四賀に移住して築130年の古民家で暮らしています。
たくさんのペットたちのお世話をしながら自然農法で野菜を作り、四賀の暮らしを満喫中です。

<四賀きま移住相談室 室長 / 信州暮らしパートナー>

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