世界最古に出会える博物館。一歩足を踏み入れると、全長5,5mのシガマッコウクジラの化石と現生ミンククジラの骨格標本が圧倒的な迫力で迎えてくれます。
四賀地区一帯には、別所層や青木層などの、新生代第三紀の化石を多く含む地層が広く分布しています。昭和61年、保福寺川の露頭で、小学生によって偶然発見された化石が、環太平洋でも2例しかないマッコウクジラの全身骨格であることが分かり、大発見となりました。この化石を含め魚類、植物などの化石を展示しています。
【観覧料】
大人:310円(団体200円)
小中学生:150円(団体100円)
※団体は20名以上です。
※障害者およびその介助者(1名)は観覧料が免除になります。その他については当館までお問合せください。
住所 | 松本市七嵐85-1 | |
営業時間 | 午前9時から午後5時まで(入館は4時30分まで) 【休館日】 3月~11月:月曜日(休日の場合その翌日) 12月~2月:平日、年末年始(12月29日~1月3日) |
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電話番号 | 0263-64-3900 | |
メールアドレス | kasekikan@city.matsumoto.lg.jp | |
ホームページ | 四賀化石館 |
大口沢信号を明科方面へ。7色の橋を越え、トンネルをぬけて進み、この看板の先の信号を右へ。
つきあたりを右にまがれば、玄関前の深海パネルが目に入ります。
大きな赤松が目印、螺旋階段は青くなる予定です。
1階展示室の解説パネルがリニューアルされ明るくなりました。
まず、目に飛び込んでくるのは、シガマッコウクジラの全身骨格化石と、現生ミンククジラの骨格標本です。
シガマッコウクジラ復元イラスト(監修:木村敏之、©:スズキサトル)。カワイイ顔をしていますが、獰猛で肉食なクジラだったことがわかっています。
絶滅した海の獣アロデスムス。長野県天然記念物の頭骨化石、全身骨格レプリカを展示しています。
2階の展示室には迫力の剥製コレクション、ユキヒョウ、白狼、シロクマ、ライオンなどを間近でみることができます。
小学校6年生の理科の学習で、近隣の小学生が毎年40校ほど訪れます。
化石採集体験ができる化石教室は大人気で、毎年100人ほどのキャンセル待ちがでます。
化石教室では、化石館周辺の地層見学もします。この豆岩は泥岩、砂岩、礫岩が一度に見学できます。
秋の化石教室はレプリカ作りです。
アンモナイトや三葉虫、サメの歯のレプリカを作り持ち帰れます。
松本在住のイラストレーター・スズキサトルさんが描いてくれた恐竜のぬりえが人気です。
ぬりえの枠をはみ出して、個性的な作品がたくさん集まっています。これも展示の一部です。
売店コーナーでは、シガマッコウクジラのオリジナルポストカード、クリアファイル、缶バッジなどを売っています。サメの歯化石も人気です。
【アクセス】